なぜ自分が都構想に賛成するか

ここでは、大阪都構想に賛成するいくつかのロジックをかいている。自分は政治に全く詳しくないので、自分が出来る範囲で調べてとりあえず結論をだした。あらっぽいが、それでもわからないからといって投げ出すよりはいいかと。

まず大前提として「大阪に変革が必要なのか」を考えないといけない。

まず大阪の財政についてだが、これについては現在様々なデータが飛び交っているためにどれが正しいか判断に苦しむ。とりあえず、大阪の負債が多いことは事実のようだ。現在進行形でこれが減っているかはわからない。中立的なデータがみわけられない。

教育についても学力や不登校者数がダントツで悪いので行政の立ち回りが重要だ。

橋下氏は財政再生のための解決策として大阪都構想の導入による二重行政をあげている。たいして野党は市の現状維持による中身の変革をあげている。

 

都構想は自分はおそらく賛成票をいれるだろうが、それでも完全に大阪全体に+になることは難しいだろうと思う。変革の規模がおおきすぎるし、様々な要素が複雑に絡み合ってさまざまな効果をうみだすだろうからだ。

だからこそ、それを対処、あるいは助長していくのは首長の手腕に大きく依存するだろう。そもそも都構想はパソコンでいうアプリケーションをインストールするかどうかという問題であり、そのアプリをどうやってつかっていくかは都知事と市民の政治意識によって定められていくだろう。個人的には、600億円のコスト云々よりも、「これから大阪市民と都知事がどう動くかによって将来の大阪都の明暗がわかれる」というある意味の不安定さのデメリットの方が大きい。

 

そこはもう数字よりも感覚、直感できめるしかないかと。(数字もある程度の指標にはなるだろうが)

そもそも、現状維持で進んだとして、財源が解消されていくビジョンが眼に浮かぶだろうか。自分は難しい。きちんとした取り組みが大阪でなされていたならばそもそも負債は生まれていないはずだから。

自分は政治的な立場によって意見もころころかえるぶれぶれの自民よりも、知事から一貫して都構想に取り組んでいる橋下の方が期待できると感じたまでだ。